第111回『築地界隈を歩く』
--このイベントは終了しました--
2016年09月17日(土)開催
11月、築地市場は豊洲に移転します。
場外市場はそのまま残り営業は続きますが、市場内は大きく変わります。
移転する前の築地をもう一度見ておこうと今回は築地に焦点をあてました。
築地市場周辺は、もと、築地本願寺の門前町でした。そこでまず「築地本願寺」(重要文化財・伊東忠太設計)に寄ってから、市場を見学します。
次に隅田川にかかり、水運で重要な役割を果たしてきた近くの「勝鬨橋」(重要文化財)を訪ね、そこから、戦災をまぬかれ、看板建築の宝庫とも呼ばれる築地六、七丁目をぬけ、明治期には外国人の居留地となり、ミッション系大学の発祥地でもあった明石に向かいます。
鏑木清方の作品《築地明石町》でも知られる地です。
銀座から歩いて間もないこの界隈、市場だけではないもう一つのすがたを探索します。
築地市場 | 聖路加国際病院聖堂 |
<探訪予定コース>
築地本願寺 → 築地市場(場外・場内)→ 波除稲荷神社 → 勝鬨橋・かちどき橋資料館 → 聖路加国際病院・トスラー記念館 → カトリック築地教会 その他
<企画・案内>
伊豆井秀一(いずい・ひでかず)
地域美産研究会副代表。元埼玉県立近代美術館主席学芸主幹。専門は日本近現代美術。埼玉県内の住宅を「埼玉の住まい」(埼玉県住まいづくり協議会)で36回にわたり紹介。世界遺産に登録された細川紙で知られる埼玉県小川町で「NPO小川町創り文化プロジェクト」創設に関与し現在活動中。
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。