第88回『野田の町を美産(散)策』
--このイベントは終了しました--
2012年09月08日(土)開催
「野田」は醤油醸造で栄えた(ている)町です。皆さんが良くご存知の「キッコーマン醤油」の町でもあります。原料である大豆の収穫地が近かったこと、江戸という一大消費地を近くに抱え、水運を利用して次第に業界内で優位に立ち、現在にいたります。
醤油や日本酒などの醸造業を始めるには昔から大きな資本が必要で、名主や庄屋を努めていた家が始めています。「キッコーマン醤油」も高梨一族と茂木一族の8家がそれぞれ別々の銘柄で製造販売していたものを、明治20年に合同でつくった「野田醤油」によっています。 少し交通の便が悪いところではありますが、ご都合のつく方のご参加をお願いいたします。
今回は探訪会後の交歓会は実施しませんが、昼食で地元の味をご堪能ください。
おもな探訪予定コース
野田商誘銀行(千秋社)・興風会館(大森茂設計)・須賀神社・香取神社・上花輪歴史館(高梨家)・ 茂木本家美術館・キッコーマンもの知りしょうゆ館・野田市郷土資料館(山田守設計)・ 野田市民会館(旧茂木佐平治邸)
会員の方は5,000円、一般6,000円。
詳しくは下記の当会発行地域美産研究会Newsをごらんください。
渡辺 久剛
地域美産研究会世話人。
古い民家や町並みから最新の建築物まで守備範囲は広い。町歩きの案内実績は今回の谷根千のほか、行田や北千住など日光街道の旧宿場町。その他の趣味は民俗芸能・銭湯めぐり、そして渋い居酒屋さん探検。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。