第72回『川越(その3)~もう一つの川越』
--このイベントは終了しました--
2010年11月27日(土)開催
埼玉県川越市の探訪会はすでに2回開催しています。
1回目は蔵造りの街並みを中心に近代から俯瞰し、2回目は川越城を核に近世の建造物からまちの歴史をたどろうとしました。
3回目の今回はこれまでとは幾分異なったと視点で回ろうと思います。
まず、東上線の川越市駅におります。
郵便局をレストランにかえた建物、建築木材を扱う店、教会、にぎわいを創り出すゾーンにしようと醸ん(かもん)楽座を立ち上げ、その中心となっている老舗松本醤油店、蔵の活用に催し物もおこなっている塩野せんべい店など、新しい川越の産業や文化を支えているもう一つの顔があります。
前回に訪れたときには改修中だったものや新たにオープンしてコンサートも開催し文化の香りを高く発している山崎茶店なども見学し、これまでとはちょっと異なった視点で街並みを探訪します。
まちは時とともに変化を遂げていきます。川越の歴史を追うとともに新しい魅力を探ります。
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。