第63回『水の都と貴志川線の三社巡り』
水都大阪&紀伊の聖地探訪と猫のタマ駅長に会いに行く・ 地域美産と“まちづくり”の架け橋になるコトとシクミ
--このイベントは終了しました--
2009年10月11日(日)開催
天下の台所であった浪花の都は水の都であり、上代の頃は難波津の地であった。また、明治18年の淀川の氾濫による大水害をきっかけに新淀川に付け替えられて100周年にあたる中、水都大阪2009は開催されている。百花繚乱的な水都大阪のイベントを一日目に探訪し、水都のあり方を実地に目にし、かつて、水都であった江戸との比較を垣間見ることができる。ミナミへ移動し道頓堀を船で遊覧し、夕食を道頓堀界隈で頂く。宿泊は、天王寺駅の近辺にて手配する。
二日目、和歌の浦につながる和田川に沿って走るわかやま電鉄貴志川線は、三社参りで 有名な日前宮(にちぜんぐう)、竈山(かまやま)神社、伊太祁曽(いたきそ)神社が鎮座する。日前宮は、かつて、伊勢と並ぶ重要な聖地であったところである。竈山神社は神武天皇の兄である彦五瀬命を祀る。伊太祁曽神社は、木の神として五十猛命を祀る紀伊国一宮。
貴志川線の終点貴志駅には、平成19年1月5日に猫駅長として正式に任命され、現在はスーパー駅長TAMAという役職名で「客招き」を業務とする三毛猫が活躍している。世界的に有名になり大勢の観光客が尋ねてくる招き猫となる。宿泊は、和田川の河口にある和歌の浦湾に面する風光明媚な和歌浦温泉にて懇親会をおこない宿泊する。
探訪予定コース
一日目 : 大阪市役所→日銀大阪支店→水都大阪→北浜or八軒屋浜で昼食→野江水神社→大阪証券取引所→適塾→芝川ビル→なんば→とんぼりリバークルーズ→道頓堀→夕食→千日前・解散(予定コースが変更になる場合もあり)→宿泊・天王寺
二日目 : 天王寺→和歌山→日前宮→竈山神社→伊太祁曽神社(正式参拝)→昼食→猫のタマ駅長→和歌山(一部解散)→和歌の浦温泉・懇親会・宿泊(解散)
橋本 完
昭和37年(1962)大阪生。ニューヨークPratt Instituteでモダニズム建築の師W.グロピウスの愛弟子、J.ジョハンソンに近代建築を学び、帰国後上田篤都市建築研究所で大学、博物館等の設計とまちづくり計画に従事後、現在はアトリエまほろ主宰。芸術を基に、建築とまちづくりの新しい価値喚起のため、アート・インキュベータを提唱。1995年大阪新世界で「タワーアートin通天閣」展主催。2003年より「匠が創る生活空間」のテーマを基に和魂和才プロジェクトを提唱し活躍中。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。