イベント詳細

第51回『大阪城の内外になにわの聖地を尋ね、上方舞の奉納を観賞する』

大阪の美産会員橋本完さん企画・案内の大阪美産会Ⅱ ~古澤侑峯師匠による聖地大阪城への舞奉納観賞と、大阪の聖地としての痕跡を探訪~

--このイベントは終了しました--


2007年11月18日(日)開催

上方舞奉納観賞と交歓会:平成19年11月17日(土)15:00~20:00頃
聖地探訪会:平成19年11月18日(日)9:00~17:00頃

大阪城の前身石山(大坂本願寺在所)は、聖地として民衆から崇められた処で、現在は大阪城天守閣に所を譲ったが、城周辺に在る史跡名所は、古典的風水をかたちづくり大阪城を護っている。その痕跡を訪ねながら、聖地大阪城の天守閣に昇る。往年東アジアの玄関口であった水都大阪の渡辺津(窪津)は、大阪城の玄関口に位置し、熊野詣に参る熊野街道の起点、九十九王子社には坐摩神社があって、お旅所として神功皇后の腰掛石が聖跡として残る。坐摩神社の社殿は大阪城築城の際船場に移転し、爾来江戸時代より船場の総鎮守社として崇敬が篤い。

上方と呼称する大坂は、遠来からの客をもてなす為の座敷舞を発達させ、これを地歌舞として伝承し現代に再興。それを古澤侑峯師匠に、聖地大阪城の復活と大阪美産研究会の未来を祈願して、坐摩神社会館・畳の間で奉納、それを観賞す。舞踊は神代にまで遡る歴史を持つが、そのことを含めて考察する。

他の見所:
1.天守閣には、秀吉の黄金の茶室が再現されている。
2.三光神社は、大阪夏の陣で真田幸村が陣地を構えたところ。なお大阪歴史博物館では、NHK大河ドラマ特別展「風林火山」を併催中、真田一族の歴史を窺える。

坐摩神社お膝元割烹「うを清」:交歓会は、この地ならではのお酒・料理を楽しむ。

 

次の美産会:平成20年1月17日(土)世話人/会員桑野隆司さんの「最新医療施設とアートの今」


橋本 完

昭和37年(1962)大阪生。ニューヨークPratt Instituteでモダニズム建築の師W.グロピウスの愛弟子、J.ジョハンソンに近代建築を学び、帰国後上田篤都市建築研究所で大学、博物館等の設計とまちづくり計画に従事後、現在はアトリエまほろ主宰。芸術を基に、建築とまちづくりの新しい価値喚起のため、アート・インキュベータを提唱。1995年大阪新世界で「タワーアートin通天閣」展主催。2003年より「匠が創る生活空間」のテーマを基に和魂和才プロジェクトを提唱し活躍中。


詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。

地域美産研究会News51(WORD版)ダウンロード

地域美産研究会News51(PDF版)ダウンロード