第32回『さいたま美産研究・探訪会-4のお知らせ』
--このイベントは終了しました--
2006年03月15日(水)~2006年03月18日(土)開催
「PublicArtForum地域美産研究・探訪会」第3年度(平成17年4月~18年3月)の活動は、12回の催事を無事終了し、今期最後の催事として伊豆井世話人の企画案内によるさいたま美産研究・探訪シリーズ-4「さいたま新都心、そして氷川神社周辺の美産」を開催します。
「さいたま新都心、そして氷川神社周辺の美産」
研究会:平成18年3月15日(水)PA研究所
探訪会:平成18年3月18日(土)さいたま新都心~大宮地区
探訪会では先ず、埼玉県の明日の発展を担う「さいたま新都心」を訪ねて高層ビルの最上階に上って、眼下に広がる新しいさいたま、その北部に見える過去の発展を担った旧大宮市地域が織り成す新旧の妙を俯瞰します。眼下の街区を彩る象徴的なパブリックアートなども観賞して「明日のさいたまづくり」の意義性を問います。
つぎに、永い歴史をかけて「今日までのさいたまづくり」を担った旧大宮市の発展の礎(いしずえ)、武蔵(むさしの)国造(くにのみやつこ)の鎮守として大和朝廷成立以前から在ると言われる武蔵一宮、氷川神社とその周辺の文化的美産たちを散策して、審美性、歴史性を体感してもらいます。関東大震災の後、東京の植木職人の移住により成立した盆栽村にも立ち寄ります。
埼玉県立近代美術館学芸主幹として、県下の美産たちを見続ける伊豆井世話人ならではの案内と解説が光る研究・探訪会となりそうです。
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。