第28回『鎌倉の美産研究・探訪会シリーズ‥そのⅢ』
鎌倉に生まれ、鎌倉で育ち、鎌倉の街づくりに実業界退職後の人生を燃やす会員、岡林馨さんが企画・案内 『晩秋の鎌倉に、中世鎌倉名残りの寺社と切通しを訊ねる』
--このイベントは終了しました--
2005年11月16日(水)~2005年11月19日(土)開催
11月16日(水)研究会/19日(土)探訪会
第28回研究・探訪会は、人気の研究・探訪会の一つ「鎌倉の美産研究・探訪会」シリーズの第3回目です。当会の会員で、鎌倉に生まれ、鎌倉で育ち、鎌倉の街づくりに銀行退職後の人生を燃やして、鎌倉の街と 文化の深化に尽くす岡林馨さん自身の企画・案内による「鎌倉の美産研究・探訪会シリーズそのⅢ」です。
鎌倉は、源頼朝の鎌倉入り(治承4年、1180年10月)以来、その歴史の積み重ねが生みだした多様な美しきモノたちを遺す美産の古都です。源、北条の武家文化、臨済宗の禅文化、そして明治から現代に至る湘南鎌倉文学・文士文化の魅力を、年代とテーマ毎に纏めて研究・探訪できる歴史的文化都市です。
今回の「鎌倉の美産研究・探訪会シリーズそのⅢ」は、1)幕府の開府以前の時代に鎌倉の地を拓いた古寺・古社めぐり、2)東西北の三方向を険しい丘陵と幾重に繁茂する常緑樹林を、外敵侵入を防ぐ無比の手段として用いた鎌倉幕府が、他所との交通手段として丘陵を掘削して設けた七箇所の「切通し」。その代表的な一つ「朝夷奈切通し」を訪ねる企画です。その詳細を事前に学ぶ研究会と、鎌倉の歴史の秋を巡った後に催す交歓会(もっぱら地元の人達が通いつめる、昭和の初期開業の仏風洋食老舗「小町園」でレトロモダンな洋食コースを味わう)にもぜひ参加して、鎌倉の奥の深い歴史と文化を堪能下さい。
岡林 馨
昭和18年(1943)鎌倉市由比ガ浜生まれ、慶大卒横浜銀行入社。平成15年(2003)同銀行退職まで支店長、営業統括部企画室長、関連会社役員などを歴任、現在は母校で中世史を学ぶかたわら、(社)鎌倉同人会理事などを通じて、鎌倉市のまちづくりと文化推進活動に尽力中。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。