第19回『江戸期に建てられた歴史的建造物を訪ねる』
埼玉県立近代美術館の学芸主幹で当会世話人伊豆井秀一さんが案内する「江戸文化に根ざす、川越市とっておきの美産たち‥そのⅡ」
--このイベントは終了しました--
2005年02月23日(水)~2005年02月26日(土)開催
地域の美産たちを現場に訪ねて肌で味わう「PublicArtForum地域美産探訪/研究会」は、平成14(2002)年12月7日(土)第1回探訪会『横浜市中心街の地域美産いろいろⅠ』の開催から2年余、第20回催事に入りますが、今回は埼玉県立近代美術館の学芸主幹で当会世話人伊豆井秀一さんが案内する人気探訪会シリーズ、「江戸文化に根ざす、川越市とっておきの美産たち‥そのⅡ」の開催です。
武蔵野台地の東北端にある川越市は、鎌倉時代に御家人河越氏がこの地に館を構えたことで街の歴史が始まり、江戸期に入ると徳川幕府が北の守りと物資の供給地として川越を重要視し、街道の整備や江戸との川舟運送網の開発を促進して、江戸の経済と文化との結び付きを深かめた結果、土蔵造りの街に象徴される独特の街並み文化を生み出して、現在では年間400万人の観光客を集める人気都市に変身しました。 今回の企画案内人、伊豆井秀一さんは埼玉県立近代美術館の学芸主幹として、埼玉県下の美産たちを研究している方で、今回は川越の経済と文化が頂点に達した江戸期に造られた社や寺院など、川越文化の基礎を形づくる歴史的建造物の学習と探訪です。川越氷川神社、本丸御殿、喜多院、仙波東照宮など、川越ならではの江戸時代の建築美産たちを味わいます。川越と言えば“さつまいも”、交歓会は専門料理店「いも膳」で楽しんで戴きます。
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。