第12回『房総佐貫に、江戸から続く手造り醤油銘蔵と旧ご城下跡を訪ねて、地域の美産を味わう』
第13回催事・第5回研究会と、第14回催事・第9回探訪会の開催
--このイベントは終了しました--
2004年05月19日(水)開催
千葉県房総半島は、黒潮による気候の暖かさ、魚貝類の豊かさ、海上通行の容易さなどに恵まれて、縄文時代の昔から人々が豊かに暮らしてきた所です。内房にある佐貫の町は、倭名類聚抄(930年)に上総国天羽郡「讃岐郷」として古くから登場する町で、鎌倉時代以後、北條、里見、徳川傘下の武将たちが代々「佐貫」の地に城を構えたことから繁栄を保ってきた土地ですが、明治以後は年々縮小の道を辿っています。 が、少し詳しく町を眺めると、6代の当主が営々と伝えた家業を魅力溢れる地域の美産に作り上げた例を見付けることできます。天保五年(1834)創業の『タマサ醤油』伊勢正、宮商店です。地元の大豆と蔵付き酵母菌を使って高品質醤油を生産販売する店舗、醸造蔵、庭屋敷、そして店主の心意気は、伝統産業が練り上げた現役の生きた美産たちと言えそうです。
今回の探訪会は、先ず素朴な佐貫駅改札口で落合った後、懐かしさをも感じさせる一見何もない田舎の道を佐貫旧城下町に向って歩き、旧城下町、亀城址、城主の墓所、そして宮醤油店など、この地域ならではの美産と美産素材を見付けながら、 街おこしの可能性を参加者の皆さんと一緒に考える会です。
第13回催事・第5回研究会
平成16年5月18日(火)15時~17時:PA研究所図書室
「パブリックアートと地域美産‥房総佐貫に江戸から続く醤油銘蔵と旧ご城下跡を訪ねて、地域の美産を味わい街おこしの可能性を考える」
参加費:会員¥1.000 非会員¥2.500(探訪会参加者は無料)
第14回催事・第9回特選探訪会
平成16年5月20日(木)10時半~17時
「房総佐貫に江戸から続く醤油銘蔵と旧ご城下跡を訪ねて地域の美産を味わう」
参加料:会員¥1.500 非会員¥3.500(交通費ランチ等自己負担)
次頁又はwebsite上の詳細頁をご覧の上ぜひ参加下さい。参加申込み受付けは申込み順、但し会員優先となります。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。