第118回『落合を歩く~目白駅周辺から』
--このイベントは終了しました--
2018年05月19日(土)開催
1.開催概要
山手線、池袋の次の駅、目白駅降りると学生の姿が目に付きます。学習院大学、日本女子大学などがあるところですから。
今回は、駅を降りてまずは左側、目白通りを歩いていきます。目白といっても全体からすると落合といってよい区域になります。
この地域、もとは将軍家の狩場で、明治期以降、近衛侯爵家と相馬子爵が分割して所有しており、徳川家の別邸なども造成されたところです。少し離れた中落合一帯は西武グループの土台を築いた堤康次郎が大正11年から14年にかけ、高級分譲住宅地「目白文化村」を売り出し、大企業の役員、高級官僚、政治家、高級軍人などが購入していきます。その後下落合周辺の開発も進められ、閑静な住宅地を用意し、大正から昭和にかけ、創作に適した環境だったところから、画家や文学者が多く住むようになりました。またこの区域、教会が点在するところでもあります。春うらら、アトリエや教会を見ながらゆっくり散策を楽しみたいと思います
2.見学予定コース
11:30 山手線・目白駅集合→BRIBONランチ→目白聖公会→日立目白クラブ
→目白が丘教会→中村彜アトリエ記念館→アダチ版画研究所・日本聖書神学校
→聖母病院聖堂→佐伯祐三アトリエ記念館→16:30 西武新宿線・下落合駅解散
3.参加費用・定員 (締め切り 5月12日(土))
会員 1000円 非会員 1500円 定員20名 (会員優先・先着順)
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。