第107回『北の鎌倉、古河を訪ねて』
--このイベントは終了しました--
2015年09月19日(土)開催
今回は、埼玉県や栃木県とも接し、茨城県の西南部に位置する古河市を訪ねます。
室町時代の古河公方の時代を経、江戸期にはその位置から舟運、交通の要地として重要な役割を占めていた古河市。
多くの寺社が残り、文化財も多く、近代以降の建物も多く見られ、「北の鎌倉」ともいわれる文化資源豊かなところです。
また、古河市は著名な建築家が町づくりに積極的に関わり、都市計画が着々と進められており、注目を浴びているところでもあります。
日光街道を基軸に、これに交差して肴町通り、江戸町通り、杉並通りの街路が古い町並みを縫うように走っており、まち歩きも楽しく回ることができます。
観光の中心となっている建物を中心に、地元のボランティアの方と一緒に歩きながら古河の魅力を存分に味わいたいと思います。
おみやげも甘露煮、茶、銘菓などたくさんあり、楽しめます。
探訪後は、武家屋敷から少し離れた、長屋門の和田屋で懇親会を計画しております。
奮ってご参加下さい。
坂長 | 鷹見泉石記念館 |
探訪予定コース
坂長→古河文学館→古河歴史博物館→鷹見泉石記念館→篆刻美術館→永井路子旧宅ほか
伊豆井 秀一
埼玉県立近代美術館学芸主幹。埼玉県立博物館勤務の後、美術研究の傍ら埼玉県下の社会美産(パブリックアート)の調査と研究もてがけ、その成果を彩の国、埼玉県の公共空間へパブリックアートを導入するプロジェクトのまとめ役として活躍するなど、長年埼玉県の芸術文化事業を推進。1949年生。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。