第92回『最近の病院建築のトレンド』
--このイベントは終了しました--
2013年01月26日(土)開催
病院は、心身の病に侵された人が、その治療のために訪れる場所です。心にも身体にも何らかの損傷やハンディを負い、必死になってその回復のために訪れる。医師は、病の原因がどこにあるかを調べ、1分でも1秒でも命が生きながらえるよう最善を尽くす。病院が単に病の治療のための、いわば“作業所”に過ぎなかったら、無慈悲で冷たい空間になってしまいます。そうではなく病院と言う空間自体が、医師にとっても患者にとっても機能的であると同時に、病を抱える人にとって安心できて気持ちが落ち着ける場であることが求められます。 2012年9月にシンガポールで開催されたヘルスケアイノベーションに関する国際会議で行った「日本の病院建築の紹介」講演をベースに、医療産業都市構想を考えます。
3.11以降日本人の生活観の変化や高齢化する社会での医療の変化を展望します。
会員の方は1,000円、一般2,000円。交歓会は4,000円で事前予約が必要です。
詳しくは下記の当会発行地域美産研究会Newsをごらんください。
桑野 隆司
建築家。専門は医療福祉施設。大阪府出身。49年生まれ。名古屋工業大学・同大学院を経て74年日本設計に入社。日本設計で医療施設設計を担当。代表作品に昭和大学病院中央棟(医療福祉建築賞)、川崎市立川崎病院(神奈川県優秀建築賞)がある。
現在 株式会社日本設計 執行役員 医療施設設計部長
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。