イベント詳細

第29回『神田界隈湯島聖堂から古書の街・学生の街を歩く』

「江戸っ子だってねえ」、「神田の生まれよ」と、いなせなお兄さんが啖呵を切るほど、神田は江戸の代名詞。といっても神田は広うござんす。 今回は地域美産会の世話人藤嶋俊會さんが企画・案内する「神田界隈を歩く」

--このイベントは終了しました--


2005年12月14日(水)開催

12月14日(水)研究会/17日(土)探訪会

今回は「神田界隈-湯島聖堂から古書の街・学生の街を歩く」と題して企画しました。神田川を挟んで湯島聖堂から神田明神、万世橋を渡って、神田駿河台から神田神保町にかけての、江戸から明治、大正、昭和、現在まで発展を遂げてきた神田界隈の文化的な側面を、歩きながらあるいは立ち寄って見て行きたいと思います。まずは江戸の名残を残す湯島聖堂と神田神社でお詣りをして神田に戻ります。駿河台には異国情緒豊かな明治の建築ニコライ堂(上の写真)、由緒ある大学や病院、有名な出版社や個性豊かな古書店、大正時代の雰囲気を感じさせる文化学院、アールデコ様式の建築山の上ホテル、そして懐かしい駿河台下からすずらん通りや靖国通り沿いの古書街、路地裏には昔からある喫茶店、時間があれば立ち寄りたいものです。探訪会終了後の交歓会(自由参加)は、ビヤホールで老舗の「ランチョン」(明治42年創業) など、神保町界隈の銘舗の一つを選んで、忘年会を兼ねて開催するよう只今選択中です。ご期待下さい。


藤嶋 俊會

昭和18年(1943)会津若松市生まれ。中央大学法学部卒、神奈川県庁勤務。神奈川県民ホール開館時より現代美術の展覧会企画従事。著書に「神奈川の野外彫刻」、「昭和の美術(彫刻編、共著)」ほか。元神奈川芸術文化財団ギャラリー課長、Public Art Forum地域美産研究・探訪会世話人。


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