第16回『源 北條と臨済の美産たちに鎌倉文化の源を訊ねて座禅の会も体験する』
鎌倉に生まれ、鎌倉で育ち、鎌倉の街づくりに実業界退職後の人生を燃やしている会員、岡林馨さんが企画・案内する、「鎌倉の美産探訪・研究会シリーズ‥その1」
--このイベントは終了しました--
2004年11月24日(水)開催
地域の美産たちを現場に訪ねて肌で味わう「PublicArtForum地域美産探訪/研究会」は、平成14年12月7日(土)第1回探訪会『横浜市中心街の地域美産いろいろ1』から、10月14/16日に開催した「原宿表参道の美産探訪/研究会」を終えて、16回目の催事に入ります。
第17回探訪/研究会は、かねて会員の皆さんからの要望が非常に多かった「鎌倉の美産探訪/研究会」です。美産探訪/研究会の会員で、鎌倉に生まれ、鎌倉で育ち、鎌倉の街づくりに実業退職後の人生を燃やし、誰よりも鎌倉を愛し良く知る岡林馨さんの企画・案内による「鎌倉の美産探訪/研究会シリーズ」その1です。
鎌倉は、源頼朝の鎌倉入り(治承4「1180」年10月)以来現代まで、その歴史の積み重ねが生みだした多様な美しきモノたちを遺す美産の古都です。源・北条の武家文化、臨済宗の禅文化、そして明治から現代に至(いた)る湘南鎌倉文学と文士文化。年代とテーマごとに多彩な美産の探訪/研究を楽しめる魅力都市です。
今回の探訪・研究会は「鎌倉探訪/研究会シリーズ」の初回と位地づけ、岡林さんのお勧めにより、先ず鎌倉文化美産の源(みなもと)を理解し味わっていただくことから始めることにしました。由比ガ浜から鶴岡八幡宮に続く若宮大路「段かつら」を通り、八幡宮、建長寺と北鎌倉方面に向って探索しながら、武家と鎌倉臨済宗が遺した美産たちを訪ねた後、円覚寺の塔頭で禅会に参禅、座禅と茶会の原点を体験した後境内を散策、その後の交歓会(自由参加)では、名舗「鉢の木」で正統的な精進料理をご亭主の解説付きで般若湯と共に賞味する予定です。
岡林 馨
昭和18年(1943)鎌倉市由比ガ浜生まれ、慶大卒横浜銀行入社。平成15年(2003)同銀行退職まで支店長、営業統括部企画室長、関連会社役員などを歴任、現在は母校で中世史を学ぶかたわら、(社)鎌倉同人会理事などを通じて、鎌倉市のまちづくりと文化推進活動に尽力中。
詳しくは当会発行の地域美産研究会Newsをごらんください。